下町で静かに暮らす熟年夫婦の家
●設計事例の所在地:
東京都荒川区
●面積(坪):
38
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
熟年ご夫妻が、自分たちの終の棲家としての住宅を希望されていました。
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
ご自分達が体が不自由になった時の事を想定して設計をしてほしいという要望でしたので、基本的には1 階で生活が完結するように考えています。
車椅子使用になった場合には、和室からデッキに出て、段差解消機で道路の高さまでおりる予定です。
法的制限で火災に強く、背の高い建物が求められましたが地盤はよくありませんでした。
建物を軽くするために、鉄骨にALC 板(軽量気泡コンクリート板)という工法を採用せざるを得ませんでした。
鉄骨ALC の建物はなかなかすっきりとしたデザインを見たことがありませんが、凛としたたたずまいをもつALC 住宅の佳作だと自画自賛しております。
その他の画像:
玄関にはスロープを設け、大きな庇を付けました。
右の壁にポストの口があります。
家の前にほんの少しの庭を設けています。
将来万が一車椅子を利用するときの通路になります。
1 階の居間です。
食卓の右奥が、半分隠れたキッチンで壁一枚でご主人の書斎コーナーです。